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焼き付き
近頃、当店に修理として入ってきた機械の中にスラッジやカーボンによる焼き付と思われる修理がありました。

排気ポートやプラグのスパーク部にカーボンなどが蓄積し、それが剥離してピストンやシリンダーに傷をつけたと思われます。

ピストンシリンダーに少しでも傷がつくとエンジンがかからなくなったり、調子が悪くなります。

この場合の修理はピストンシリンダーを交換するしかありません。

修理金額も結構かかります。

そうならないためにも良い混合オイルを使うようにしましょう。
25:1の混合オイルはオイル分が多くなるのでよりカーボンなどがたまります。

そうかといって25:1のオイルを30:1とか50:1に薄めて調合しないでくださいこれもオイル不足で焼き付の原因になります。

ハスクバーナの50:1混合オイルはチェンソーなどの高回転エンジン用に開発された優れたオイルです。

これならば50:1に調合しても問題ありません。

ぜひ一度使ってみてください。 違いがわかると思います。

シリンダー
↓拡大
シリンダー排気ポート拡大

シリンダー2
↓拡大
シリンダー排気ポート拡大2
カーボンなどがあまり付着していない排気ポート
 (正常)
カーボンが大量に付着して排気ポートをふさいでいる
(この状態だとエンジンがかかっても吹かない状態)

カーボンが剥離してできたと思われる、ピストンとシリンダーの傷。
この傷でエンジンはかかりませんでした。
(それ以外にも原因はあるかもしれませんが)
チェーンソーシリンダー
↓拡大
チェーンソーシリンダー拡大、チェーンソーシリンダーに傷
チェーンソーピストンに傷
↓拡大
チェーンソーピストンに傷、拡大

高回転と熱により油幕切れを起こしたと思われる傷。
能力の低い混合オイルを使うと起こりやすい。
(潤滑油として機能しきれなかったため)
チェーンソーピストンに傷2
↓拡大チェーンソーピストンに傷2、拡大
チェーンソーシリンダー傷2
↓拡大
チェーンソーシリンダー傷2、拡大


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