フライホイールの外し方 |
ハスクバーナ42を使ってフライホイールの外し方を説明します。 | |
フライホイールの外し方はどんなチェンソー草刈り機でもほとんどこれから説明する方法で外すことが出来ると思います。 | |
汚れていて分かりづらいですが、まず最初に青い矢印のナットをゆるめます。 (これでもゴミをだいぶ掃除していたのです) |
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ナットを取り外したところ、ナットはなくさないように注意してください。 | |
通常クランクシャフトの中心に少しのくぼみが切ってあります。 そこにポンチなどの先端がとがったものを当てます。 |
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そして数回〜数十回ハンマーでショックを与えます。 このとき力任せに叩かないでください。 コンコンと軽く叩くだけでいいです。 これでほとんどの場合フライホイールは外れます。 ただしこの方法ではショックを与えるたびにチェンソーが動き、そのたびにポンチをセットし直さなければなりません。 この面倒な作業をなくすのに工具があります。 |
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青い矢印のナットです。 クランクシャフトのネジのピッチが数種類ありますのでそれにあったものを取り付けます。 そのときフライホイールを押さえてしまうまでねじ込まないように注意してください。 |
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軽く数回叩いてください。 この工具の良いところは、連続してフライホイールが外れるまでショックを与えることが出来ることです。 しかもポンチよりも簡単に外れます。 中にはフライホイールとクランクシャフトが固着してこの工具を使っても外れないときがあります。 |
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そのときは、このような工具でフライホイール自体を引き抜きます。 フライホイールを引き抜いたあとに半月状のピンがクランクシャフトについています。 それをなくさないように注意しましょう。 |
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フライホイールを外したら、今度は取り付けなければなりません。 その方法はまた別の機会に紹介します。 |