- 2007-08-19 22:19:56
- ハスクバーナ242XPチェンソー焼きつき
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カテゴリタグ: ハスクバーナ
Q192
ハスクバーナ242XPチェンソーを知人からエンジンが掛からないとのことで譲り受けました。
数年使用していないとのことでキャブレタ手持ちのダイヤフラム交換及び清掃して掛けようとしましたら、掛かりませんでした。
ピストン排気側から見て右側に大きな楯傷あり数本かなり深くはっきりと確認出来ます、リングは?)左は目立つ程ではありませんがやはり数本有り。
圧縮はあります、デコンプも半減するのが確認出来ます。
プラグ穴からシリンダーを見てみると大きな傷は見受けられません(完全にばらしたわけではありませんが)リコイルを引くとデコンプの排気バルブから黒い汚れとともに金属粉が見受けられます。
シリンダーも交換すべきでしょうか?
機器傷損傷等が無くほんとに美品です、アクセルロッド等もアルミボディの磨耗もありません、もったいないので直してみたいのですが。
A192
ハスクバーナ246チェンソー焼き付きのようですが、本体の程度が良くあまり使い込んでいないのならば、修理してもいいと思います。
246は42、242XPとピストンシリンダー以外は同じ物を使用しています。
ですから、242XPのピストンシリンダーを取り付ければ、それはもう242XPになります。(名機242XP)
246、242XPの部品価格あわせてお知らせいたします。
246部品
シリンダー一式(ピストン付) 42000円
ピストン一式 12000円
シリンダーガスケット 460円
マフラーガスケット 500円
ステッカー 800円
242XP部品
シリンダー一式(ピストン付) 41000円
ピストン一式 12000円
ステッカー 260円
シリンダーガスケットとマフラーガスケットは、246と同じ物です。
246と242XPの違いは排気量の差、ピストンシリンダーの材質(242が良い)、246はデコンプ付242はデコンプなし、ということになります。
※部品購入に際して、注意点があります。
シリンダーを購入するときは、必ずピストンもセットになります。
シリンダーのみの販売はありませんのでご注意ください。
先にピストン一式を購入し、後からシリンダーを購入するとピストンが2個になってしまうということになります。
ですからピストンのみで大丈夫か、シリンダーも必要になるか十分に点検するようにしてください。
シリンダーに少しでも傷があるとエンジンが掛からなかったり、エンジン回転が定まらなかったり、本来のパワーが出ないときもあります。
まずシリンダーを取り外し、シリンダーの傷が修復できるか点検してみてください。
だいたいにおいて、ピストンよりもシリンダーの方が硬く丈夫にできているので、ピストンの傷よりもシリンダーの傷の方が少なくなります。
目の細かいサンドペーパー等でシリンダーを磨き、きれいになったら、その部分を指で触り段差や傷変形が感じられないのならば、大丈夫だと思います。
(ただそれでも、うまくいかないときもあります)
後、なぜ焼き付いたのかという原因も考え、その原因を取り除いておくことをおすすめします。
例、キャブレターの調整ミスを正常値に戻すなど
ピストンシリンダー交換にあると便利なのが、ピストンマウントデバイスです。
こちら http://www.omkihan.com/impression/piston_m_d_01/piston_m_d_01.html
それではご検討のほどよろしくお願いします。
Q192続き
246と242がピストンシリンダー以外は共通とは知りませんでした(過去にハスク所有していませんので)でも、{242XPのピストンシリンダーを取り付ければ、それはもう242XPになります。(名機242XP)}
悪魔の囁きに聞こえます、ハイ。
巷の噂で242XPの評価を聞きますがそれ程凄かったんでしょうか?
シリンダーまで交換してトータルで¥60000位(購入価格を含む)になりますがそれだけの価値があるのか?
本体はカバーのネジ穴、スロットル部の磨耗、ガイドバー固定のネジの潰れ具合、底部の磨耗、オイルポンプ部分磨耗無し、表面カバーのキズはチェンカバーにかすり傷のみ。
燃料ホースは軟らかく柔軟性あり、ダイヤフラムが硬化していましたがゼノア用のストックが同じHDAでしたので使用出来ました。
多分早い時期に燃料が原因で焼きつき長くほっといていたものかと思われます。
職業で使用された物では無いことは確かです。
今非常に迷っています。
とりあえずシリンダーを外してみて、キズが無ければピストンのみ、シリンダーも駄目なら242XPの部品をと考えています。
あ、それから当方はチェンソーの使用はもっぱら薪造りに使っています。
伐採→ゼノアG620 20” 375Pと325P リムを変えて使用(メーカーに安全性は確認済み)
玉伐り→共立CSV3900 1/4P16”カービング仕様
枝払い→共立CSE3200 1/4P12”カービング仕様
趣味と安全性を考えカービングバーにしています、もちろんオイルはハスク使用です。
A192続き
242XPについてもう少し付け加えておきます。
このチェンソーは発売されてからすでに20年以上立っていると思います。
しかし、パワー的には今現在のチェンソーにひけは取らないと思います。
20年前の国産機と比べると、すごい差があったと思います。
高回転型のエンジンで、15500rpmで回るチェンソーは今でもないのではないでしょうか。(42ccクラスで)
確かに今のチェンソーは排気ガス規制等でトルク型のエンジンになってきていますが・・・
242XPはパワー、耐久性でも現行機種に負けないものを持っていますが、(勝っているかも)振動や排気ガスなど環境や人間に対する悪影響は現行機種からするとやはり劣ってしまいます。
特に振動はスプリング式の防振システムを採用している346XPなどと比べると、かなり劣ってしまうようです。
10年ほど前までは45cc以下クラスのチェンソーでは無敵だったと思います。
前回、お知らせしませんでしたが、246に1/4ピッチのリムはありませんので、ご了承ください。
それとガイドバーとソーチェンについてですが、通常の伐倒、玉切りには325ピッチか3/8ピッチのソーチェンがいいと思います。
1/4ピッチよりもドライブリンク等が大きくソーチェンのはずれや破断に強いといわれています。
1/4ピッチのソーチェンは今では超小型チェンソーかカービング、樹木医などの特殊な用途においての使用が主になってきています。
ガイドバーの方も先端に滑車が付いているローラートップバーがソーチェンに負担を掛けず、またチェンソーにも負担を掛けない用です。
246に話を戻しますが、確かに60000円前後費用を掛けて修理するには考えてしまいます。
しかし本体他の部分にあまり劣化や摩耗がないのであれば、修理してもいいと思います。
ピストンのみで再生できるとラッキーですが
前回お知らせした、部品価格には消費税が含まれていませんので、別途消費税がかかります。
※追加
私が修理するときは焼きつきの場合はピストンシリンダー一式交換します。
焼きつきの場合ほとんどシリンダーも傷んでいるからです。
ハスクバーナ242XPチェンソーを知人からエンジンが掛からないとのことで譲り受けました。
数年使用していないとのことでキャブレタ手持ちのダイヤフラム交換及び清掃して掛けようとしましたら、掛かりませんでした。
ピストン排気側から見て右側に大きな楯傷あり数本かなり深くはっきりと確認出来ます、リングは?)左は目立つ程ではありませんがやはり数本有り。
圧縮はあります、デコンプも半減するのが確認出来ます。
プラグ穴からシリンダーを見てみると大きな傷は見受けられません(完全にばらしたわけではありませんが)リコイルを引くとデコンプの排気バルブから黒い汚れとともに金属粉が見受けられます。
シリンダーも交換すべきでしょうか?
機器傷損傷等が無くほんとに美品です、アクセルロッド等もアルミボディの磨耗もありません、もったいないので直してみたいのですが。
A192
ハスクバーナ246チェンソー焼き付きのようですが、本体の程度が良くあまり使い込んでいないのならば、修理してもいいと思います。
246は42、242XPとピストンシリンダー以外は同じ物を使用しています。
ですから、242XPのピストンシリンダーを取り付ければ、それはもう242XPになります。(名機242XP)
246、242XPの部品価格あわせてお知らせいたします。
246部品
シリンダー一式(ピストン付) 42000円
ピストン一式 12000円
シリンダーガスケット 460円
マフラーガスケット 500円
ステッカー 800円
242XP部品
シリンダー一式(ピストン付) 41000円
ピストン一式 12000円
ステッカー 260円
シリンダーガスケットとマフラーガスケットは、246と同じ物です。
246と242XPの違いは排気量の差、ピストンシリンダーの材質(242が良い)、246はデコンプ付242はデコンプなし、ということになります。
※部品購入に際して、注意点があります。
シリンダーを購入するときは、必ずピストンもセットになります。
シリンダーのみの販売はありませんのでご注意ください。
先にピストン一式を購入し、後からシリンダーを購入するとピストンが2個になってしまうということになります。
ですからピストンのみで大丈夫か、シリンダーも必要になるか十分に点検するようにしてください。
シリンダーに少しでも傷があるとエンジンが掛からなかったり、エンジン回転が定まらなかったり、本来のパワーが出ないときもあります。
まずシリンダーを取り外し、シリンダーの傷が修復できるか点検してみてください。
だいたいにおいて、ピストンよりもシリンダーの方が硬く丈夫にできているので、ピストンの傷よりもシリンダーの傷の方が少なくなります。
目の細かいサンドペーパー等でシリンダーを磨き、きれいになったら、その部分を指で触り段差や傷変形が感じられないのならば、大丈夫だと思います。
(ただそれでも、うまくいかないときもあります)
後、なぜ焼き付いたのかという原因も考え、その原因を取り除いておくことをおすすめします。
例、キャブレターの調整ミスを正常値に戻すなど
ピストンシリンダー交換にあると便利なのが、ピストンマウントデバイスです。
こちら http://www.omkihan.com/impression/piston_m_d_01/piston_m_d_01.html
それではご検討のほどよろしくお願いします。
Q192続き
246と242がピストンシリンダー以外は共通とは知りませんでした(過去にハスク所有していませんので)でも、{242XPのピストンシリンダーを取り付ければ、それはもう242XPになります。(名機242XP)}
悪魔の囁きに聞こえます、ハイ。
巷の噂で242XPの評価を聞きますがそれ程凄かったんでしょうか?
シリンダーまで交換してトータルで¥60000位(購入価格を含む)になりますがそれだけの価値があるのか?
本体はカバーのネジ穴、スロットル部の磨耗、ガイドバー固定のネジの潰れ具合、底部の磨耗、オイルポンプ部分磨耗無し、表面カバーのキズはチェンカバーにかすり傷のみ。
燃料ホースは軟らかく柔軟性あり、ダイヤフラムが硬化していましたがゼノア用のストックが同じHDAでしたので使用出来ました。
多分早い時期に燃料が原因で焼きつき長くほっといていたものかと思われます。
職業で使用された物では無いことは確かです。
今非常に迷っています。
とりあえずシリンダーを外してみて、キズが無ければピストンのみ、シリンダーも駄目なら242XPの部品をと考えています。
あ、それから当方はチェンソーの使用はもっぱら薪造りに使っています。
伐採→ゼノアG620 20” 375Pと325P リムを変えて使用(メーカーに安全性は確認済み)
玉伐り→共立CSV3900 1/4P16”カービング仕様
枝払い→共立CSE3200 1/4P12”カービング仕様
趣味と安全性を考えカービングバーにしています、もちろんオイルはハスク使用です。
A192続き
242XPについてもう少し付け加えておきます。
このチェンソーは発売されてからすでに20年以上立っていると思います。
しかし、パワー的には今現在のチェンソーにひけは取らないと思います。
20年前の国産機と比べると、すごい差があったと思います。
高回転型のエンジンで、15500rpmで回るチェンソーは今でもないのではないでしょうか。(42ccクラスで)
確かに今のチェンソーは排気ガス規制等でトルク型のエンジンになってきていますが・・・
242XPはパワー、耐久性でも現行機種に負けないものを持っていますが、(勝っているかも)振動や排気ガスなど環境や人間に対する悪影響は現行機種からするとやはり劣ってしまいます。
特に振動はスプリング式の防振システムを採用している346XPなどと比べると、かなり劣ってしまうようです。
10年ほど前までは45cc以下クラスのチェンソーでは無敵だったと思います。
前回、お知らせしませんでしたが、246に1/4ピッチのリムはありませんので、ご了承ください。
それとガイドバーとソーチェンについてですが、通常の伐倒、玉切りには325ピッチか3/8ピッチのソーチェンがいいと思います。
1/4ピッチよりもドライブリンク等が大きくソーチェンのはずれや破断に強いといわれています。
1/4ピッチのソーチェンは今では超小型チェンソーかカービング、樹木医などの特殊な用途においての使用が主になってきています。
ガイドバーの方も先端に滑車が付いているローラートップバーがソーチェンに負担を掛けず、またチェンソーにも負担を掛けない用です。
246に話を戻しますが、確かに60000円前後費用を掛けて修理するには考えてしまいます。
しかし本体他の部分にあまり劣化や摩耗がないのであれば、修理してもいいと思います。
ピストンのみで再生できるとラッキーですが
前回お知らせした、部品価格には消費税が含まれていませんので、別途消費税がかかります。
※追加
私が修理するときは焼きつきの場合はピストンシリンダー一式交換します。
焼きつきの場合ほとんどシリンダーも傷んでいるからです。
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