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チェーンソーFAQ | ::Q711の続き
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  • 2009-10-15 17:24:51
  • Q711の続き
Q711
こんばんは。

大変、ご迷惑な質問を投げかけ、
誠心誠意をもって、お応えいただきありがとうございます。

日本のチェンソー安全基準は、労働安全衛生法第42条の規定により、その規格が昭和52年9月29日労働省告示第85号で定められ、昭和52年10月1日以降、新たにチェンソーを製造又は販売される排気量40CC以上のものについて規定されています。
その告示第85号の中では、
1 振動加速度が29.4ms/s以下(つまり3G)であること。
2 ハンドガードを備えていること。
3 キックバックによる危険防止装置を備えていること。
4 ①製造者名②型式及び製造番号③製造年月④排気量⑤重量⑥振動加速度⑦騒音レベルなどをチェンソーの見やすいところに表示すること。
などが規定されています。
この規定を見ても、実際に数値で規制しているものは振動加速度のみで、騒音レベルは測定方法などの規定はありますが、規制数値はありません。
排ガス規制については、これといって基準も見あたりません。
さらに、40CC未満のチェンソーには規制そのものがありません。
チェンソーアートでは、ラフカットでは40CC以上のチェンソーを使用しますが、ディティールカット(仕上げ)では、そのほとんどが40CC未満であります。

振動障害の観点からは、当然ながら振動加速度が大きく影響しますが、実際には、スプロケの消耗、ガイドバーの摩耗状況、目立てなどにも大きく影響します。
さらに、防振手袋の着用も必要かと思います。この部分の規定もなければ、防振手袋の製品そのものがあまり開発されていないことにも問題があると思っています。
騒音による難聴などの聴力障害は、イヤマフなどの着用を義務づけていません。
林材業労災防止協会などが行うチェンソーによる伐木作業者安全講習などでは、講義の中で説明はされていますが、規制がないのが現状です。

私たちのCLUBでは、毎年11月に「森の感謝祭」というチェンソアートのイベントを行っています。
私が知っているチェンソーアートの大会やイベントでは、チャリティで行っている唯一のイベントだと思っています。
CLUBの主旨と共にこのイベントでは、木や森に感謝し、森・人・地域に還元することを目的としています。間伐材や根曲がり材、広葉樹なども利用し、木が木として利用されることで、環境にも配慮したいと思っています。
しかしながら、化石燃料を使用したチェンソーを使い、排ガスを排出し、本当に環境に配慮したと言えるのかと疑問も持っています。
確かに、切られたしまった木をそのまま放置しておいても、腐敗していく過程で炭酸ガスを放出し、木に吸着された二酸化炭素が出て行きます。
木が木として形をとどめている以上、二酸化炭素の放出は止められるのは言うまでもありませんが、それ以上にチェンソーで排ガスを放出していれば何をしているのかもわかりません。
そんな疑問を持ちながら、日々を送っています。

そこへ今回のチェンソー屋さんの掲載を見て、
「これだ!」と、メールさせていただいた次第です。

少しづつ排ガスも進んでいるようで、ちょっと安心しました。
より安全により楽しくをモットーにチェンソアートをやっています。
安全に関わるものいがあれば、また紹介をお願いします。



A711
私は法律関連の文章を読むのが苦手でして正確な内容をあまり把握していませんでしたし、メーカー説明会などで聞いたことぐらいの簡単な内容しか知りませんでした。
このようなことも少しは勉強しなければならないのでしょうがなかなか思うようにはいきません。

防振手袋についてスチール社が説明したことをお知らせします。
スチールは市販されている防振手袋はあまり効果はないと考えているようです。
まったくないとはいっていませんでしたが、根本的な解決にはなっていないので、やはりチェンソーのほうでできるだけ振動を抑えなければならないと考えているようです。

メーカーから新しい情報が入りましたら、ブログ等で紹介していきますので、よろしくお願いします。

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