ハスクバーナ339XPとスチールMS200の比較 |
小型軽量のプロ機の2機種を比較したいと思います。 国産の40cc以下クラスのチェンソーもかなり良くはなってきています。 しかし、新品の機械、新品のソーチェンで順番に切り比べをしてみるとやはりこの2機種は少し上かなと感じます。 古くなってくると、その差がだんだんと広がってくると思います。 造園会社など不特定多数の方が使用する場合、その傾向が強く出てきます。 それともう一つ、ハスクバーナとスチールのチェンソーには安全装置チェンブレーキが付いていることです。 国産機は40cc以下のチェンソーには。安全装置チェンブレーキが付いていませんので、使用する際は十分注意が必要です。 |
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左がMS200で右が339XPです。 上から見ると機械のサイズ的にはほとんど同じだと思います。 またハンドルなども同じような取り回しになっていると思います。 |
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横から見ると339XPの方が背が高いです。 | |
フロントハンドルの高さを比べてみます。339XP少し高くなっています。 | |
リアハンドルの位置も同じように339XPの方が高くなっています。 | |
フロントハンドル、リアハンドル両方とも同じくらい高さが違います。 フロントハンドルはMS200が少し楕円形(断面)になっていて握りやすく感じます。 リアハンドルは339XPの方が握りやすく機械を安定させ安い気がします。 |
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両方の機械持ってみるとほぼ同じ感じになるのですが、ホールド感安定性などは339XPが私は好きです。 この持った感じというのは人それぞれ好みがあるので一概にこちらが優れているとはいえないと思いますが。 ただ、ハスクバーナはリアハンドルを見てもらえば解ると思いますが、ハンドルの位置をわざわざ高くしているようなのです。 また、スロットルレバーも大きく、リアハンドルの後ろよりをグリップする事になり、MS200に比べると幅広く両手で持つことになります。 比べてみてもほんの数pですが、わたしはこちらの方が取り回しがいいような気がします。 (リアハンドルのグリップも太く持ちやすい) |
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次にキャブレター、エアフィルターの場所ですが、各々青い矢印の場所にあります。 ストップスイッチは2台ともリアハンドルの手元にあり、ハンドルから手を離さずにエンジンストップできます。 チョークレバーはMS200はストップスイッチと連動しており、339XPはキャブレターが前にあるのでカバーのネジの隣にあります。 オイル調整ネジは赤い矢印のところにあります。 339XPの方が視認性はいいのですが、構造に若干問題があり注意が必要です 注意をすればあまり気にすることは無いと思います。(当店購入時にVTRにてご説明します) MS200はオイルポンプ分解洗浄もしやすく交換も容易です。 しかしオイルタンクの塗料がはげてオイルフィルターを詰まらせることがあります。 スチール以外の水溶性チェンオイルを使用した場合そのようなことが起こりやすいです。(水溶性チェンオイルでなければ問題はないと思います) |
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次にガソリンタンク、オイルタンクの場所を説明します。 青い矢印がガソリンタンク、赤い矢印がチェンオイルタンクです。 339XPはガソリンタンクとチェンオイルタンクが近いのでたまにいれ間違いを起こすこともありますので、注意が必要です。 MS200はその点離れているので間違えることは少ないと思います。 ツールフリーキャップといって少し変わったキャップで最初はとまどうかもしれませんが、なれると便利なシステムだと思います。 ただ最初はいい加減にやるとキャップを壊すこともありますので注意が必要です。 (当店購入時にVTRにてご説明します) |
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プラグの場所を説明します。 青い矢印のところにプラグはあります。 MS200はスプロケットカバー(ガイドバーカバー)の下にあり、プラグ交換する場合カバーを外さなければなりません。 339XPは青い矢印のグレーのキャップの下にありプラグの交換は簡単に出来ます。 (当店購入時にVTRにてご説明します) |
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チェンソーの重量やエンジンスペックは書きページをご覧ください。 ▼339XP ▼MS200 |
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世界二大メーカーの、40cc以下クラスのチェンソーはっきりいてどちらを選んでもパワー的には不満はないと思います。(これら2台以外にパワーのあるチェンソーがない) エンジン始動性のいい物や軽いチェンソーは国産機にもあります。 しかし国産機はチェンブレーキ等安全装置が付いていなかったりすることで軽いということもあります。 この2台のチェンソーどちらがいいか選べというのはとても難しいです。 どちらにもいいところ、悪いところがあり、甲乙つけがたしというところでしょうか。 信頼性ではMS200だと思います。 発売から時間もたち色々と改良も進んでいるからです。 339XPも改良が進んでいますが、比べるとまだ改良してほしい点が多いと思います。 ただ、339XPは排気量がMS200より4ccほど大きく、粘りがあるというかパワーが若干勝っているような気がします。 ただこれも目立ての善し悪しで切れ味は比べることは出来ないと思いますが。 後、339XPがいいのはピクセルチェンが使用できるということです。 また、リムスプロケットもラインナップに加わり、とても良くなりました。 この2台ならばどちらを選んでも、いいと思います。 後は好みの問題で、ブランドで選ぶのも良いかもしれません。 ただどちらのチェンソーも40cc以下クラスのチェンソーの中でトップですが、完璧なチェンソーではありません。 良い点悪い点を十分理解して使用するようにしてください。 (購入時にVTR、ユーザーページにて簡単ではありますが、説明させていただきます。) |