357XP/XPGダイヤフラムを交換したのに燃料が続かない |
357XP/XPGダイヤフラムを交換したのに燃料が続かない(メーカーからのお知らせ) | |
357XP/XPG(キャブレターヒーター仕様除く)のキャブレターのメインダイヤフラム室は密閉されていて、メインダイヤフラムの裏面はエアークリーナーを通った空気が大気圧分として入っています。 そのため357XP/XPGのメインダイヤフラムとガスケットにはこの空気通路用の穴が開いています。 例えば346XP/XPGや42/242XP/254XP等に使用されていたWalbro HDAキャブレターのメインダイヤフラムやガスケットは形状が同じですが、この空気の通路穴が開いていません。 このまま取り付けますと燃料不足を起こしエンストや加速不良を起こしますので、交換の 際は専用部品を取り付けます。 |
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キャブレターとエアーフィルターホルダー間の赤い矢印のガスケットにも同様の通路穴が設けられています。 取り付け位置が「ズレ」ると、前述同様不調なりますので注意が 必要です。 |
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上図の青い矢印がエアフィルター内の空気圧をキャブレターのメインダイヤフラムに伝えている。 この仕組みはスチールでいうところのコンペンセーターと同じ物だと思います。 |
▼コンペンセーターの仕組みはこちらにて説明しています。 |